こんにちは。
今日は、特におもろい“出だしネタ”もなく普通にはじめてみました。
これが普通やろうけど、どうも書いてる私自身が「おもんないわな・・・」と思ってしまうので、ついいつも“出だしネタ”を考えるのですが、今日はないです。

さて今回、私は初めてマイスター学校の卒業展示会に行って参りました。
マイスターとは、職人の上、分かりやすくいうと(?)つまり、たぶん“親方”でしょうか?
親方ゆうたら、なんかおっさんくさいですけどね・・・。まぁ「マイスターで通じるんじゃ!」といったところでしょう。

まず、会場は廃業になっている工場でした。
これが“かっこいい!”。
だだっぴろくて、薄暗くて、時代から取り残されているような空間に花が

“ポツ~ン”もしくは“ドッサ~~~~~!”

とあって、何とも言えない雰囲気を醸し出していました。
こういう雰囲気をうまいこといろんな比喩表現で、伝えたいと思っている特派員エモリミエですが、残念ながら、無理っぽい・・・。
最近は日本語もおかしいもんな・・・。

その写真を送ります。


課題は、ブーケ、テーマ作品、リース、花束、寄せ植えです。
それぞれ、その人の解説付きでした。
こちらでは、作品をつくって置いとくだけではなく、
“なぜ、このような作品にしたか?”
を述べることが大事なのです。
それも、かなり、くわしく・・・。

「ただ、きれいだから・・・」

などのコメントは決して通用せず、なぜこうなったのかを具体的な自分の言葉で説明するのです。
これが、私はまだまだ苦手で、

「理由・・・う~ん・・・きれいだから、私のセンスかなぁ~」

などと、未だに曖昧な事を言ってみたりする、いち日本人です。
そのことを習いたくて私はドイツに来た!っていうのがあるんですけどね・・・。

まぁ、それは良しとして、写真送ります。


みなさんは、どんな感想をお持ちですか?

私の一番のお気に入りだったのは、アンスリウムで作った作品です。

テーマは“ダイナミック”。

たくさんのアンスをいっぱいちりばめて、最後にドカンとアンスの球があるんです。そこまでの距離20mくらいでしょうか・・・。
まぁ、そんなところに花を飾るという機会は日本でもドイツでもあまりないのですが、そういう発想、ダイナミックという言葉からきている発想、そういうことを考えたくて、私も日々勉強しようと思ったりします。
結局自分は最後にどうなりたいのか・・・???
そのことに悩む日も最近なんだか増えたのですがね・・・。

あぁ、うさんくさい終わり方になりそうなので、このへんで・・・。

ドイツの夏は、もうほとんど終わりです。
最近昼は23.4度、夜になると、12~3度にまでさがり

“さっむぅ~~~”

といった日々です。


エモリミエ